Windows 8 は起動や終了が速くて気持ちがいいです。
でも、それには訳があります。
Windows 8 のシャットダウンボタンを探すだけでも一苦労された方もいらっしゃると思いますが、そのシャットダウン、本当は完全にシャットダウンしてないんですよ。ご存知でした?
このチャームから呼び出す電源ボタン。中からシャットダウンを選んだら「完全に電源が落ちて欲しい」ですよね。
でも、実際は違います。
スリープや休止状態に近いイメージです。
普通に使っている分には問題は無いと思うのですが、自作する人や友人・知人のパソコンをメンテナンスする人はちょっと注意が必要。
休止状態のパソコンの蓋を開け、メモリを抜いたり差し替えたり、その他ハードウェア構成の変更をしたら正常に動作しなくなる場合があります。
ハードウェアを弄りたい時には「完全なシャットダウン」が必要なのです。
完全にシャットダウンするか、それともしないかという選択はコントロールパネルの奥底に隠れています。
電源オプションのシステム設定にあるんです。
「高速スタートアップを有効にする」
この項目にデフォルトでチェックが入っております。
むろん「有効」って事です。
これを「無効」にしないと完全にシャットダウン出来ません。
こりゃ面倒だ・・・
ってことで、簡単に「完全なシャットダウン」が出来るショートカットが存在します。
Shiftキーを押しながらシャットダウンを選択
これで完全に電源が落ちるようです。
実際にShiftキーを押しながらのシャットダウンとそのままのシャットダウンを比較していただくと、
Shiftキーを押しながらのほうがシャットダウンに掛かる時間も、次回起動に掛かる時間も長くなります。
挙動から判断するしかないのですが、完全に電源が落ちていると考えます。
これ覚えておきましょう♪