パワーデポ探検隊-八戸店 パソコン修理・販売【公式】

こんばんは、はちデポです。

今日ご紹介するのはサンコーレアモノショップでおなじみのサンコーさんの商品で、











というモノ。

これはタイトルの通りですが、ケースが厚くなっていて、バッテリーを内蔵しちゃったケースです。
サンコーさんオリジナルの製品なので安心。
たまに見かけますが、グローバルモデル用で日本向けGALAXY S3には形が合わないものを、あたかも使えるかのように誤解させて売るようないんちき商品ではありません。日本国内版のGALAXY S3に合わせて作られた製品なのです。

バッテリー容量は2600mAhです。
スペック的には標準バッテリーの約1.2回分ですが、まぁ目安とお考え下さい。

　この製品はmicroUSBポートに端子を挿しっ放しで占有する製品ではありません。「したい時だけ給電ケーブル」がケース側に内蔵されるようになっていて、使いたいときだけ挿せるようになっています。

　GALAXYが厚くなり、ちょいと重くなるのは残念ですが、見た目はアーマード的な強さを感じる重厚なものとなります。蓋もついて、スタンドも付いてますから便利だと思いますよ。

気になるお値段は2,980円（税込）

入荷済みですので是非ご検討くださいませ♪

こんばんは、はちデポです。

今日はちょっと難しいトラブルシューティングの話をしたいと思います。
といっても、先に断って置きますが原因（理由）を解明したわけではなく、
対処療法的に対処したという話です。

【ASUS P8Z77V LX にてIRSTをする話】

IRST(Intel Rapid Storage Technology)にてSSDをキャッシュ化して、
HDDのアクセス速度を速くする。

これをするためにはHDDを「RAIDモード」で接続する必要があります。

ところが「RAIDモード」を選択してセットアップすると、うまくセットアップが完了しないというお客様の持込があり、サポートをしたんです。ちなみに「AHCIモード」ではすんなり出来るとの事。
使用したHDDは Seagate ST1000DM003 でした。（ＨＤＤは正常品であることを確認済み）

さて、お預かりしたマシンにWindows 7 Ultimate 64bit をインストールしたわけですが、
インストールの最終局面にて次のようなメッセージが出てインストールが完了できません。

このコンピューターのハードウェアで動作するように Windows を構成できませんでした。

なーんでか？

とりあえず困ったらマニュアルを読む訳です。
これ大事。


するとOSセットアップ時にRAIDドライバを読み込ませろって書いてあります。

「なーにをいってるんだ？今、この時代にRAIDごときでドライバを読ませろなんて、こんなの必要ないでしょ？」

とは思いつつも、エラーメッセージ的にはドライバ周りの臭いがぷんぷんするので、USBメモリにRAIDドライバをコピー、改めてOSのセットアップを開始。

追加ドライバの読み込みが出来る画面でUSBメモリ内のRAIDドライバを読ませました。

すると・・・

すんなりセットアップが完了しちゃうじゃないですか！？

とりあえず「RAIDドライバを読ませれば大丈夫みたいですよ」って話で完了しました。
元々詳しいほうのお客様っぽかったので、続きのIRSTの構築はご本人で出来そうでしたので終了。

その後お客様から電話があり、「言い忘れてたけど、500GBのHDDではセットアップできてたんですよ」

「・・・！」

お客様も私もピーンと来ました。

今回使用したHDDは Seagate ST1000DM003

このHDDと500GB（銘柄忘れた）の大きな違い、それは「4Kセクタ（AFT）」

そうなんです。

どうも「4Kセクタ(AFT)」のHDDを利用する時はOSのインストール時にRAIDドライバを読ませる必要があるようです。教科書に載ってない問題でした。

で、なぜ4Kセクタ品はRAIDドライバを別途インストールしなければならないのか？って点ですが、
調べたところ「マイクロソフトのサポートポリシーでは、4Kセクターのドライブをサポートしていないため」という記述があったり、マイクロソフトのサポートには「The hard drive you are installing to ia an "Advanced Format" disk.」って記述があるあたりが原因なのかな？という感じです。

と言う訳で、4Kセクタ品でIRSTを試みようって時はRAIDドライバの読み込みをお忘れなく。
※AHCIからセットアップしてRAIDに変える技もあるようです。
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最後に余談。

今回の件でお客様から「ctrl+I」でRAIDユーティリティ画面に入れないという話もございまして、その件についても調べました。

するとIntelのWebサイトに興味深い記述を見つけました。

RAID 設定ユーティリティーを起動するための Ctrl-I オプションが表示されない

というFAQの注意事項に興味深い記述があります。

AHCI モードで動作させている場合、もしくはシリアル ATA ハードディスクを 1 台しかインストールしていない場合、オプション ROM はロードされないため、RAID Configuration Utility を表示することはできません。

実はお客様は１台しかHDDを接続せずにセットアップを行なっていたんです。
上記、Intelの注意事項が他社製のマザーボード（今回はASUS）でも当てはまるとするなら、
1台しかHDDを接続していなければ「ctrl+I」でRAIDユーティリティ画面に入れないということになります。

当たり前のことのようにも思えますが、IRSTをする前提でセットアップを始めた場合、最小構成でセットアップを開始して、後からSSDを繋ごうって考えてもなんら不思議ではありません。
他人事ではない話です。

こういうこともあるんだなぁと大変勉強になった本日でした。（そもそも勉強不足？

ではでは。